ハノイの電気・水道・インターネット事情と生活インフラガイド【ハノイ賃貸アパート】
ハノイの電気・水道・インターネット事情と生活インフラガイド【ハノイ賃貸アパート】
ハノイでの生活を快適に送るためには、電気・水道・インターネットといった生活インフラの理解が欠かせません。
この記事では、駐在員・家族帯同者が安心して暮らすための電気代・水道代・通信環境・注意点を詳しく解説します。
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1. ハノイの電気事情
ハノイの電気はEVN(Vietnam Electricity)が管理しています。
停電は以前より大幅に減り、現在では都心部ではほとんど発生しません。
- ⚡ 電圧:220V/周波数50Hz(日本は100V)
- コンセント形状:C型・SE型(変換プラグが必要)
- 停電時の対策:高級アパートは予備発電機完備
電気料金の目安
- サービスアパート:家賃込み or 4,000〜5,000VND/kWh(約25円)
- コンドミニアム:実費請求(EVNの請求書ベース)
冷房・洗濯機・給湯器を多用すると、月に1,000,000〜2,000,000VND(約6,000〜12,000円)程度になります。
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2. 水道事情
ハノイの水道はハノイ給水公社(Hawaco)が運営していますが、
水道水は飲用不可です。飲み水にはミネラルウォーターやウォーターサーバーを利用します。
- 水質:生活用としては問題なし(シャワー・洗濯OK)
- 飲用水:Aquafina・La Vieなどのボトル水を使用
- 一部アパートではフィルター(ROシステム)付き
水道料金の目安
- サービスアパート:家賃込みが一般的
- コンドミニアム:15,000〜25,000VND/m³(約100円)
4人家族で月2〜3m³程度。月額は5〜10 USD前後です。
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3. インターネット・通信環境
ハノイは光ファイバー通信網が整備されており、
大半のアパートで高速インターネット(Wi-Fi)を利用できます。
主な通信会社
- Viettel(最大手・安定性が高い)
- VNPT(政府系・大企業でも採用)
- FPT(高速通信プランが充実)
通信速度の目安
- 下り:50〜150 Mbps(実測)
- 上り:30〜80 Mbps
- 通信費:月200,000〜400,000VND(約1,200〜2,400円)
Netflix・Zoom・日本のテレビ(VPN使用)も快適に利用できます。
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4. スマートフォン・通信SIM
- Viettel・Mobifone・Vinaphoneなどの現地SIMが主流
- プリペイドSIMは空港やショッピングモールで購入可
- 30GBプラン:約150,000VND(約900円)
スマホの設定言語を日本語にしても通信は問題ありません。
短期滞在ならeSIMプランもおすすめです。
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5. 生活インフラが整ったおすすめエリア
Ba Dinh区(バーディン区)
- 電気・水道・通信インフラが最も安定
- 停電がほとんどなく、外国人に人気
Tay Ho区(タイホー区)
- 外国人居住区。光回線・Wi-Fi環境が充実
- 大半のサービスアパートで高速ネット完備
️ Cau Giay区(カウザイ区)
- 新築コンドミニアムが多く、電気設備が最新
- The Zei・Skylakeなどで高品質インフラ完備
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6. よくあるトラブルと対策
- ⚠️ 一時的な停電:大型アパートなら自家発電で対応
- 水圧が弱い:高層階では加圧ポンプ付き物件を選ぶ
- Wi-Fiが不安定:FPT回線かViettelへ切替で改善
物件を選ぶ際は、内見時に「Wi-Fi速度」「水圧」「発電機有無」をチェックしましょう。
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7. 安心して生活するためのチェックリスト
- ✅ エアコン・給湯器が安定稼働しているか
- ✅ 停電時に自動発電切替があるか
- ✅ Wi-Fiルーターが各部屋に届くか
- ✅ 家賃に水道光熱費が含まれているか確認
インフラの整った物件を選ぶことで、
長期滞在でも快適な生活が可能になります。
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8. まとめ:インフラの整った住まいで安心のハノイ生活を
現在のハノイでは、電気・水道・通信インフラが整備され、
日本人駐在員・家族にとって非常に住みやすい都市となっています。
設備面を重視して住まいを選ぶことで、快適な生活が長く続きます。
インフラの整った物件はこちら:
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