2025年版|ハノイ賃貸アパートの光熱費ガイド|電気・水道・インターネット料金を完全解説
ハノイ賃貸アパートの毎月の光熱費はどれくらい?
ハノイで生活する際、電気・水道・インターネットなどの光熱費は、家賃と並んで毎月必ず発生する固定費です。
日本とは料金体系が大きく異なるため、駐在員・長期滞在者にとって、正確な相場と仕組みを理解しておくことは非常に重要です。
この記事では、ハノイ賃貸アパートにおける電気代・水道代・インターネット代の相場、支払い方法、注意点を詳しく解説します。
① 電気料金(Electricity)
ハノイの電気料金は「使用量 × kWh単価」で計算されます。
■ 一般的な電気料金の相場
- サービスアパート:0.20〜0.30 USD / kWh(オーナー設定)
- コンドミニアム:EVN(国営電力)の公定料金 0.09〜0.12 USD / kWh
コンドミニアムの方が電気料金が安くなる傾向があります。
サービスアパートでは管理が簡単なため、単価が高めに設定されるケースが多いです。
■ 電気代の平均(月額の目安)
| 単身(1LDK) | 40〜80 USD |
| 2人暮らし | 60〜110 USD |
| ファミリー(2〜3LDK) | 100〜180 USD |
ハノイの蒸し暑い夏(5〜9月)は冷房使用量が増えるため電気代が高くなります。
② 水道料金(Water)
水道代は比較的安く、請求は物件タイプによって異なります。
■ 水道代の相場
- サービスアパート:家賃に含まれるケースが多い
- コンドミニアム:0.3〜0.5 USD / m³
- 一般アパート:0.4〜0.6 USD / m³
■ 水道代(月額の目安)
| 単身 | 5〜10 USD |
| 2人暮らし | 8〜15 USD |
| ファミリー | 10〜20 USD |
水質や水圧については以下の関連記事も参考になります:
→ ハノイ賃貸アパート総合ページ
③ インターネット料金(Wi-Fi / Internet)
ハノイでは、複数のプロバイダがあり、契約プランによって速度と料金が変わります。
駐在員向け物件ではプロバイダ契約済みのことが多く、入居後すぐに利用できます。
■ 一般的なインターネット料金
- 月額:10〜18 USD
- 速度:80〜150 Mbpsが標準
- 高級物件では200〜300 Mbps以上も可能
■ Wi-Fiが家賃に含まれるケース
サービスアパートでは、ほぼ100%Wi-Fi料金が家賃に含まれています。
コンドミニアムの場合は、入居者が自分で契約するか、前入居者の契約を引き継ぐケースがあります。
支払い方法と請求サイクル
- 電気代:毎月のメーター読み取り後、請求書が届く
- 水道代:電気と同じく月次請求が基本
- インターネット:月額固定(自動更新)
支払いは「現金」「アプリ決済」「銀行振込」など物件・管理会社によって異なります。
物件タイプ別:光熱費の特徴
■ サービスアパート
- 水道代・Wi-Fiが家賃に含まれることが多い
- 電気代は高めの単価設定(0.20〜0.30 USD)
- 光熱費の総額はやや高め
■ コンドミニアム
- 公定電気料金で割安
- インターネットは個別契約 or 引き継ぎ
- 光熱費のコスパが最も良い
月額の光熱費総額(モデルケース)
1LDK / 単身者の場合(コンドミニアム)
- 電気代:50〜70 USD
- 水道代:5〜10 USD
- Wi-Fi:10〜15 USD
- 合計:65〜95 USD
2LDK / 2人暮らし(サービスアパート)
- 電気代:70〜100 USD
- 水道代:家賃に含まれる
- Wi-Fi:家賃に含まれる
- 合計:70〜100 USD
光熱費を節約するコツ
- エアコン温度を26〜28℃に設定
- 除湿器・サーキュレーターを併用(電気効率UP)
- 冷蔵庫の開閉回数を減らす
- 換気を定期的に行う(湿気対策にも効果)
まとめ:光熱費を把握すれば生活コストを正確に管理できる
ハノイ賃貸アパートの光熱費は、日本よりも安いものの、物件タイプによって金額が大きく異なります。
電気・水道・インターネットの料金体系を理解することで、生活コストを正しく把握し、無駄のない快適な滞在が可能になります。
物件一覧はこちら:
ハノイ賃貸アパート一覧へ